成長期にスポーツに励む子供達のオスグットや外脛骨障害の脚の痛みは彼らにとって重大な悩みになります。
この二つの障害を同時に持つケースも珍しくありません。
中学1年生野球少年の一例です。

僅かに左膝のおさらの下の骨の出っ張りが確認できます。
痛くて曲げられないと訴えます。
さらに右足は外脛骨障害の痛みで走れないと訴えています。
内くるぶしの下の骨が出ているのが確認できます。
当院の治療法です。
距骨下関節という足の関節をニュートラル位という位置に矯正します。

左の写真は骨が出ている今の状態。右はニュートラルの矯正した状態。
骨の出っ張りは見えなくなりますが足の指の位置が不自然になります。
このバランスを治療とテーピング、インソールを使いながら調整していきます。
外脛骨障害のテーピングをした状態。骨の出っ張りもやわらぎ足の指の位置の自然になっています。
足のバランスを矯正することはオスグットの痛みの力学的な原因を減らすことにもなります。
さら膝の治療も行います。