外反母趾では靴の選択も重要なポイントになります。
来院される患者さんの靴の悩みについて調査すると。
・軽い、柔らかい靴を買ったが歩くと痛くて履けない。
・痛いので大きめの靴を買ったがやはり歩けば痛い。
・シューフィッターに薦められサイズの合った靴を買ったが歩くと痛い。
・新聞に出ている健康靴を履いたが良くならない。
・下駄箱の中は履かない健康靴の山。
足に痛みのある方は、「軽い、柔らかい」靴を選ぶようです。
「軽い、柔らかい」靴はお店で試着したときは感触が良いのですが歩いてみると踵がホールドされず靴の中で足がブレて靴と摩擦が起こりよけい痛むのです。

柔らかい為歩くと足が捻れ疲れやすい靴
靴の広告を見ると「軽い、柔らかい」を謳い文句にしている商品が目立ちます。
足の痛い方はそのような商品を選ぶので売れるのでしょうね。
しかし、それは間違えです。
「踵のホールド部分は硬く、痛みのあり部分は柔らかく」が重要です。

足首がホールドされ足の指のまわりは柔らかい靴
長時間歩くときは靴の選択に注意しましょう。